アニメあんま観ない自分がずっと観ている数少ないものが「闇芝居」
夜中にやってる5分モノのホラーアニメ。アニメというか本当に紙芝居でアニメと呼んで良いのか怪しい。
このシリーズが3月に終わり新しく始まったのがこれ。
監督井口昇…あぁ駄目だこれは…
いや、しかし闇芝居も正直面白くはなかった…なんとなく観続けているだけだからこれも同じぐらいなら行ける!
そう思ったのを後悔するぐらい出来が悪い!
いや、マジで何らかの方法でこれを観て5分を溝に捨てて貰いたいんだけど、1話はまだ「80年代のムック系パロディ」として考えれば成立する。
いや、それでもムックに載ってる中でも出来が悪いレベルだけど。実体験風なのに最後が実体験にならない風だし、あまりにくだらない。もう最後とかオチと言えないし、なんだろうこれ。
ただこれに輪をかけて酷いのが2話。
もう、ひどすぎる…
よくあるホラー的なお話なんだけど、人間関係が5分とは言え雑過ぎるし、正体がざっくり「魔物」ってあたりこの作品のあり方が本気でわからない。
前身である闇芝居は日本のホラーを5分でやってるというあたりで、テンプレートに沿っていた。故にクオリティがイマイチであった。突出した部分がなく、どこかで聞いた話しか出ないからだ。
闇図鑑は日本という枠をやめて「世界」にして色々なUMAや怪奇に触れるのだが、どこの国だとかのディティールも無い。世界である必要性がかなり薄い。
確かに闇芝居もそういったディティールは無かったが、舞台が「日本」という限定的かつ馴染みのある国だから許されていた。世界と銘打ってるのだから現実感を持たせる為にディティールこそ凝るべきなのだ。
それこそ、「この地方にはクランプスという魔物が出る」と言い切ってしまっていいじゃないか。
舞台にピンとこない、化物の正体にもピンとこない、お話にもピンとこない。
こんな塩が2,3粒しか入ってないようなぼやけたスープを飲まされたって美味いわけがない!俺は味平じゃねーんだぞ!
とにかくの酷さ、是非体感して欲しい。5分溝間違い無し!
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