まんが日本俺ばなし

主に自分視点で漫画レビューしていく。 最近はSHTも感想とか書くらしい。

エクスプローラーズ(1985/米)感想

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エクスプローラーズ
米 1985年 109分
監督  ジョー・ダンテ
出演 イーサン・ホーク
    リヴァー・フェニックス





huluに入ってて、昔観た時は面白い印象あったので折角だから視聴。

ウワー!キツイ!

ジュブナイルSF。いや、グレムリンと同じくファンタジー映画だろうこれは。
なぜならグレムリンのジョー・ダンテ監督だもの。


お話としては至極単純で「いじめられっ子のSFナードと、子供ながらに天才科学者、家庭環境に問題の有る擦れたマセガキ」の三人が夢を通じて電子回路の設計図を手に入れガラクタ宇宙船で宇宙に行く。
以上です。

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いや、本当に以上でめくるめく冒険の旅とかじゃなくて宇宙に行くっていうのが8割型の目的であって宇宙に行ったらどうするという目標は無い。強いて言えばこの電子回路図を教えてくれた宇宙人?に会いに行くぐらい。
なのでストーリー上で大きい緊張感もなく、材料を手に入れたり、ちょっと揉めたり。

この映画100分以上ありますがその半分は少年たちのパッとしない日常とガラクタ集め。
でも、この冴えない日常がちょっと良くて

「空を飛べるようになったら女の子の着替え覗けるぜ・・・えっへっへ…」

「何バカなこと言ってんだよ!」


なんてやり取りをした次のシーンでは覗きに行ってるんですよ。

この童貞臭さ良いでしょ?もう少しこういうくだらなさに振ってくれたら最高なんだけど、本当にそのシーンぐらい。

ジュブナイル映画としてはありか?と言われると所々詰めの甘さというか、いくらなんでも子供を馬鹿にしてんのかってレベルのギャグを平気でぶっこんでくるので首を捻ります。
特に中盤以降に出てくる、グレムリンとダーティキッズぶきみくんを足して2で割ってクソをコーティングしたような宇宙人が出てくるんですが、地球のテレビを観て言葉を覚えたせいで終始テレビの音声のモノマネをしながら喋りかけてくる。

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お前はハーミットパープル(スタンド)か!

とにかく見た目にも喋り方にも不快感MAXなんですよこいつ。
しかも良くわからないことに「地球は怖い所だからダメだ!(SF映画見ながら)友達になれると思ったけどやっぱ帰って!」と10分間モノマネを聞かされたあげく言い出す始末。

ナード少年も「クソ滑ってるモノマネ聞いたのにそりゃねえだろ!」
正論すぎる…

最後は宇宙人の親が出てきてお前ら子供だったのかよ!で地球に返される。
地球に返される反動で宇宙船がオシャカだけど、最後は夢の中で好きな娘と空を飛んでHAPPY!


なんだそりゃ!!!一生飛んでろ!!!!


この映画、全体的に「80年台のノリとセンスだけで作ってた映画」って感じなんですけど、一つだけ良いところがあって宇宙船のデザインが凄く良いんです。
ガラクタから作った砲台のないボールって様相で、豪華な棺桶なんですが実に子供が実物を模倣した宇宙船らしくて良い。
これを作ってる、処女飛行の時はワクワクします。

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後、この宇宙船を飛ばすにあたって「空気抵抗を完全に無くす円形のフィールド発生装置」「酸素を無限に発生させる装置」がコンピューターに設計図を入れるだけで完成するというガンダムAGEで見たシステムを1985年にして手に入れています。
というか、酸素に関してはパソコンから直に出てます。
そう考えると宇宙船はますますパソコンが開ける大きさの棺桶なんですよね。


…こんな夢のないことを言ってるからファンタジー映画向かないんだなって思いました。


あと、宇宙船を飛ばすというだけなら「破壊魔定光」のミサイル飛ばすエピソードのほうがジュブナイルらしくて好きです。


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  1. 2017/03/24(金) 16:47:47|
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レーザーチーム 俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!(2015/アメリカ)

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レーザーチーム 俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!
米 2015年 102分
監督  マット・ハラム
出演 バーニー・バーンズ








ヒーロー映画はもはやメジャージャンルですね(子供の頃本屋にアメコミがスポーンしかなかったおじさん)

今回はアメコミ原作ではないですが、アベンジャーズあたりから雨後の筍のように節操なく生まれ続けてる、ヒーローチームモノの映画の一つ「レーザーチーム 俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!」をご紹介します。


この映画確かデビルズメタルの予告に入ってて気になってたんだけど、予告の中でも色々図抜けてて面白そうだった。
世の中予告だけが面白い映画なんてゴマンとあるのにね!

劇場公開されている作品なので公式ページが存在するのでストーリーを引用。


1977年に地球外知的生命体から地球の危機を知らせるメッセージ信号を受け取ったアメリカ政府。
それから38年後、おバカな4人組がUFOの墜落現場に遭遇する。UFOの中身は対エイリアンの侵攻に備えて開発された超ハイテク・バトルスーツだった。
4つ合わせて力を発揮するバトルスーツをそれぞれが別々に装着し脱げなくなってしまい、4人はチームとして最強のエイリアンと戦わざるをえなくなってしまう…
(公式HPより)



ようするにロックマンXの強化パーツを4人がバラバラにつけたって感じですね!


オープニングは人類に警告をしてきた宇宙人の言葉を信じて、警告した宇宙人が教えてくれた悪い宇宙人を倒すために訓練された青年から始まります。
イケメンで筋肉ムキムキ、頭も良くて愛国心もバッチリ。
(アメリカにとって)完全無欠とはこいつのことを言うんだ!ってキャラで、イメージ的にはまんまキャプテン・アメリカですね。
それを簡単に表すために、チェスをしているところに後ろから殴られ、それを捌いたと思ったらチェスの対戦相手が突然服を脱いで空手着を露わにして襲い掛かってくる。


馬鹿だこれ!


あらすじでも触れてますが、この完璧超人とは全く対象の4人が主人公。
左から

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一番マトモに見えるが良い所が無い交通課のヘーガン!
すっとろくて飛び抜けて頭の悪いウッディ!
足が故障したアル中アメフト選手ヘルマン!
人の話を聞かない空気を読まないザック!




地球終っただろこれ…

この四人がそれぞれバトルスーツを着るんですけど、足が故障したヘルマンが高速移動出来るブーツを手に入れたり、頭が悪いウッディがヘルメットの力で天才になったりするのが分かりやすい。
スパイダーマンでメガネが必要なくなるアレに近い描写だと思うんですよ。分かりやすい身体改造表現としてアレは素晴らしかった。
分かりやすいんだけど、この映画節々に説明不足な部分が多くて。例えばヘルマンの足が悪いのも確かに描写されているんですが最序盤なので気を抜いている所なんですよね。
もう一言二言説明できる何かがあればと思うんですけど、察しの悪い方(自分筆頭)は巻き戻したくなるのでは。

中盤から終盤にかけては悪い宇宙人の妨害が入ったり、スーツを殺してでも奪い取る!となった軍と対立したり。
こう書くと見どころ多そうなんだけどね。強いて言えば脱走するシーンがフリントストーンみたいってぐらいですかね。

4人もラスト前にはチームワークを身に着け「レーザーチーム」が本当のヒーローチームになるわけです。
遂に悪い宇宙人と1対1(4人)の最終決戦を迎えるのですが、衝撃の事実が判明。
なんと、警告してバトルスーツを提供した良い宇宙人は、あらゆる星の宇宙人をトーナメント形式で戦わせて負けた方の星をぶっ壊していた元凶だった。
しかも態度からは悪びれる様子も無いので、コロッセオの剣闘士、下手すると切り株の上のカブトムシ程度の存在でしか無かった。

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目の前には対戦相手、観戦しているクソ宇宙人、そして作戦が失敗した時には核ミサイル爆撃。
もはや前に進むしか無いと悟った4人。
なんとか食い下がるが、そこは地力の差が凄まじく勝てない。

暗黒物質光線で勝つしか無い!
暗黒物質光線とは、ロックマンで言うチャージショットでバトルスーツの奥義なんですが、これがこの映画最大の駄目な点です。

これを撃ち合い交差すると小型のブラックホールができてしまい周りのものが吸い込まれてしまう。
周りには観戦している黒幕の宇宙人と母艦…

もうオチがわかると思うんですが、そのブラックホールに黒幕も対戦相手も母艦も吸い込まれる。
交差するとブラックホール出るとかの説明が劇中全く無いんですけど、黒幕が「撃つなー!」とか止めるんですよ。こっちとしては「えっ?標準装備の機能なのになんで????」と頭からはてなマークがドンドン出る。
この映画最大の失点と言っていい。
これさえ無ければ何も文句はなかったんですが…


正統派B級…って変な言葉ですけど、それ以外当てはめようが特に思い浮かばない。
ちなみに続編が作られるらしいので、映画好きとしてマウントを取りたいっていうクソみたいな思考の人にはオススメ
まぁ、暇つぶしにどうぞ



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  1. 2017/02/21(火) 18:43:00|
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014/米)

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テイキング・オブ・デボラ・ローガン
米 2014年 90分
監督  アダム・ロビテル
出演 ジル・ラーソン








なんだこのジャケット!(挨拶)

DVDで買ったんですけど、本当にひどいんですよDVDのジャケットが…
そもそもが表紙に赤を基調にした老婆の顔ってだけで怖いのに、その上からクソを塗りたくって第なしですよ!
クソまみれの老婆ですよ!要はババァを捕まえてクソババァを作り上げたってわけだ!


まぁジャケットに関してはもう忘れることにして、中身行きましょう中身。
確かにジャケットはクソ、それは変えようのない事実。何回も「え?ポスター風のリバーシブル版とかじゃなく?え?嘘でしょ????」とこねくり回したよ。
重要なのは中身!ね!

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はい、キン肉マン中身に触れます…



---ネタバレ---



中身はいわゆるモキュメンタリーでPOVの主観カメラで行われているホラー。
自分は正直あんまりモキュメンタリーは好きじゃなくて、変な意味じゃなく気の抜きどころが良くわからない。自分にはチープに感じて怖さが大きく伝わってこない。嘘だとわかるものをチープに作ったら嘘にしか見えないっていう感じなんですけど、わかります?
勿論好きなモキュメンタリーもある。例えばトロール・ハンター。

勝手なイメージですがモキュメンタリーってチラ見せチラ見せで大きく見せないで恐怖を煽る事が多いですが、トロール・ハンターはトロールの生態を見せる事によって不気味さが際立っていました。実際トロール自体の作りはそんな良くなかったけど臭そう感すごかったしね。

この作品もPOVだから、モキュメンタリーだからとチラ見せではなくバンバン見せていく。
バンバン見せる部分がデボラという老婆の認知症ドキュメンタリー番組なんだけどね。
ただ、これが凄い迫真の演技というか、海外の方なんで正直俺には演技力ってわかんないなーと思ってたんですが絶句するぐらいリアルで迫力ある。
うちの祖父も認知症を患っていたりしたので、妙な親近感…なんというか「らしさ」が出てる。


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序盤は曖昧な言動をしたり、認知症テストでイライラしたり、時には撮影クルーに危害が加えそうになったりと認知症患者として苦しんでいるデボラの姿。
ところがこの撮影クルーに危害を加えようとしてから少しずつ奇妙な変化が起き始める。

デボラがノーアクションでキッチンの上に立ったり、家の窓が突然空いたり超常的な減少が次々と起きて取り憑かれているのではと疑い始める。
これが本当に怖くて、認知症の老婆の迫力をそのままに超常現象まで操り始めるんですよ。突然音もなく後ろに立っていたり、話したこともないフランス語を男性並みの低い声で喋りだしたり、怖さと怖さのコラボレーションがマッチしすぎ。

中盤からはモキュメンタリーというより完全に普通のホラーになっているのですが、そこからは隠れていたデボラの秘密が露呈していき、その秘密を暴き事件の収束を図ろうとしていきます。

デボラの不思議な発言などから、デジャルダンという男にぶつかるのですが、この男は数十年前に幼女を連続殺害し儀式的に幼女の部位を食したりする邪教徒。
儀式では5人殺せば永遠の命が手に入るということでしたが、デジャルダンは4人目の時点で警察に発覚し逃亡。それ以後数十年行方不明。

ここから急に作品の方向性がエクソシストへと変わっていき、デボラに取り憑いたデジャルダンの除霊へとシフトしていきます。
デジャルダンの死体を燃やせば終わる!というリングしかり心霊モノのよくある展開へつながっていくのだが、実はデジャルダンを殺したのはデボラという衝撃の事実が発覚!でも正直5,6人殺しててもおかしくないぐらいの迫力だったけどな!
デボラは自分の娘を助けるためにデジャルダンを殺して庭に埋めていました。ただ一人の共犯者だけがそれを知っていて、娘にもそれを悟られずに数十年、それこそ墓場まで持っていくつもりだったのでしょう。

邪教の力なのか、信仰している蛇の力を手に入れたデボラもといデジャルダン。
五人目の犠牲者とすべく少女をまさかの丸呑み…


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が、すんでのところで妨害して死体を燃やしてフィニッシュ!
デボラも元の認知症の老婆へと戻りました。
最後は少女の元気な姿を映したインタビューで終わるものの、少女は意味深な発言と不敵な笑みを浮かべてエンド。



これ結構ラストが物悲しいんですよ。
娘を守るためとはいえ過去に人を殺していたデボラ。その代償のような形でデジャルダンに取り憑かれ少女を誘拐し、警察官殺しもしてしまい全国に凶悪犯として知れ渡ることになります。
そのデボラ自体も話せるような状態にはないと言うことで裁判にはならないわけです。
デボラは殺人鬼から娘を守る為に殺したのに、いくつもの罪を被さる事になってしまうわけです。さらに本人は認知症で虚ろになっていくであろうという点も哀しい。

なにより、最後の五人目になるはずだった少女。あれはデジャルダンだったのか?それともたまたま意味深に取れるだけなのか?
この辺色々考える余地があって、続編にぶん投げとかではなく良い意味で臭わすだけ。物語としては完結しているので非常にいいラストなんですが、何はともあれ暗い終わり。

かなり良質なババァホラーでした。
90分飽きずに観れたのでオススメ。









テーマ:洋画 - ジャンル:映画

  1. 2017/01/10(火) 19:53:12|
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血まみれスケバンチェーンソー(2016/日)

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血まみれスケバンチェーンソー
日 2016年 96分
監督  山口ヒロキ
出演  内田理央






漫画原作で、作者はゾンビ屋れい子の三家本礼。
原作が好きで、気にはなっていたんですが観る機会も場所も少なめなのでスルーしてたんですがNETFLIXで配信されていたので視聴しました。
NETFLIXのこういう「観ようと思ってたけどいつかね…」っていうのを突かれている感じ!

最高ですね…


原作がそもそも「邦画B級映画のパロディ的な漫画(具体的なパロディではなく雰囲気が)」で、エログロ有りのどこか読んでる側も間抜けにならざるをえないようなギャグ有りで、刊行ペースが月刊ゆえ遅いですが1巻からずっと買い続けている作品。
単純にファンです。

そのファンからして実写化というもののアレさ加減。不安しか無いよね!
漫画原作映画の失敗というか、明後日の方向へ行く感じはファンからシたらやっぱり辛いものがあるし、出来れば面白いものが観たい。
アメコミ映画とまでいかなくていいから、るろ剣やアイアムアヒーローぐらいの成功例になって欲しい!と思うものです。

もっと単純な話、ストーリーはそこそこでも良いから原作の雰囲気やキャラの「ぽさ」さえあれば面白さは普通ぐらいで本当に良いとは思うんです。
勿論面白ければ良いし、キャラがそれっぽい程度で超面白ければ(原作の話無視でも)良いとは思うんです。

まずはビジュアル


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これ完璧やないか!

この後出てくる原作のキャラは基本的にビジュアル完璧で、内面的にもほぼパーフェクト。
基本的に自分から争いには行かないが、降り掛かってくる火の粉を払い売られた喧嘩は買うタイプ。それ以上に再現されている良かった点もあるのですが、これは映画の核心の部分なのであえて言いません。もう少し後に書くネタバレで。
ただあのラスト付近の部分は原作のギーコにも要素があるので、監督はよくやってくれた!と褒めたい。
さらにチェーンソーアクションも結構キマってるので、はっきり言ってギーコに関しては完璧な実写化と言いたい。

原作ファンなら一見の価値はこれだけであると推したいレベル。
ちゃんとふんどしもしているし、結構エロいし。
強いて言えば制服の質がパロディAVレベルなのなんとかならなかったのかぐらいですかね。


個人的にキャラ面で残念だったのは部長こと仙崎。

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部長は対ネロに参加してギーコのチェーンソーを改造したり、最近では自作最強スーツを着て戦ったり、ギーコのある意味最強の協力者。
結構クールだけどお硬すぎない、この作品の理性と知性、あとクール眼鏡担当。
喋り方も誰に対しても君付けするような、博士的なキャラでもあり、頭に血が上りがちなギーコ達の中で一番精神的に大人びていて、解説役でもある。ドラゴンボールで言えばブルマとヤムチャがくっついたようなキャラなわけです(途端に要らなさそうになったな)

ビジュアルは他と同じでほぼイメージ通りなんですが、割りとフワフワしてるというか喋り方と声質もあるんですがなんだか可愛らしい女の子っていうだけのイメージ。
あと頭がそんなに良くなさそうな発言も多くて、ギーコのほうが現状を見えている感じ。良く言えば今風の女子である。
他にも原作から爆谷が出ていて、こちらもキャラ付け共々完璧だったので余計に残念。



---以下ネタバレ---



肝心のストーリーですが、良くも悪くも原作通りのエログロB級映画でした。
これを良しととるか悪しととるか、大分怪しい所ですが正直原作好きでもB級邦画耐性無いと結構しんどいと思う。
本筋自体は原作通りですが、学校内で全て完結している新規のオリジナルストーリーです。敵側もネロ爆谷以外はオリジナルで、オリジナルの敵の回想がちょっと入るんですが、これもそこそこ良いかな…って思う程度。
だったら爆谷をもう少し掘り下げてほしかったし、回想で掘り下げはネロでやっているので正直中ボスぐらいの存在でも良かったかな。


問題はやっぱり忍者部の連中の話は悪くないけどここで少ない時間を使うのか?と疑問になるような時間配分。
この映画に期待していたばったばったと改造ゾンビをなぎ倒すシーンは廊下で音楽を流しながらチェーンソーアクションするシーン。
最近アメコミ映画でもやってる挿入歌合わせの戦闘シーン。正直気持ちいいのだけど、ソレ以外音響が良かったと思えるシーンは特に無く、派手なぶった切りシーンもここぐらいなのと短いのが残念。
こういうのが何度か入る爽快感あるクソ映画だったらよかったのだけど、序盤の爆谷や中盤の忍者部戦等ネームドのキャラの戦いが多く、その戦いに入る前もダラダラしていたりあんまり気持ち良くない作り。
そこも実は原作通りなんだけど…


勿論良いところもあって、ギーコがネロにキスしたことあるか?と聞いたりするシーンやラストのいい男に惚れている描写は原作でもいい男に弱かったり(いい男即殺されてたけど)恋愛に興味ない風に見えて奥手なだけというあたり、非常に「らしい」!
そこを変に戦闘マニアにしないで女子らしくしていたのは「原作には無いけど」原作通りの部分と言える。


総じてそんなに悪くない。ちゃんと作ってるし、キャラがビジュアル含めて原作通り。話も映画の雰囲気もそれらしい。
ただ、やっぱりエンタメ性が若干欠如してるかなぁというのは残念でしかない。
制服の女の子、それもふんどしの子がチェーンソーをぶん回すっていう、バカならよだれを垂らして喜ぶような圧倒的ビジュアル勝利条件があるのだからそれをもっと前面に出しても良かったよねぇ。
と言うか俺はもっと観たかった。

成功かともかく、原作通りのイメージで作られた実写化でした。
もし、キャラ崩壊や雰囲気別になっているのでは?と恐れている原作ファンの方は是非手に取ってもらいたい。
勿論、B級邦画やホラーアクションが好きな方はNETFLIXなりなんなりでどうぞ。
保証はしませんが、面白かったです。



テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2017/01/09(月) 20:41:07|
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2016年観た映画なんとなくランキング

どうも、気づいたら正月過ぎてました。
あれから色々あって、huluとnetflixとプライムビデオの併用が始まりました。
主にカンフー・パンダ3がnetflixでしか観れないっていうせいなんですけど!
ただ、加入してみたら案外よくって、まず安い!
月額650円(一番安いプランでSD画質のみ)と他の動画サイトよりお安く観れる。

それからメジャー~マイナーメジャーぐらいの作品が相当数入っていて、かと言って古い作品に偏っていないのがお得感に拍車をかけています。メジャーで入ってて嬉しかったのはアメイジングスパーダマンですね。
サム・ライミ版は結構色んな所にはいっていますが、アメイジングは珍しげ(2017年1月現在)
マイナーな所では「Mrタスク」が入っていて、人に勧めたい作品だったんですがお金を払ってもらうのはもったいないぐらいだったので。

順位は観た衝撃順というより、今思い返してみての順だよ。
だから瞬間で言えばもっと上下するよ。


このランキング、なんとなくつけたあくまで「2016年に観た映画」であって「2016年公開の映画」ではないのであしからず。
ただDVD今年発売とかでなるべく固めてます。
実は裏で去年書き溜めていた記事があるんですが、それとは別に書いてないけど人に勧めたいっていうのもあるのでランキング形式でおすすめします。


第10位 カンフー・パンダ3 
おのれnetflix

1作目が主人公がカンフーマスターになるまでの心技体で言えば「技体」の物語、2作目が主人公のルーツに触れた「心」の物語。
この2作ともお気に入りで、観たことある人ならその良さが単なるパロディのアニメ作品というわけじゃないのがわかるはず。
3作目は果たしてどこにたどり着くのかが気になっていたのだが、順当な位置というかこれで完結と言われても個人的に納得するケリの付け方だった。
少しだけ文句を言わせてもらうと物語が前2作と比べるとあまりにポー寄り過ぎた。全てがラストへの見えている書割りのようだ。
ただ、元々主題はポーの成長物語なのでそこまで気にならない。あくまで期待しすぎた反動ぐらいに受け取って下さい。





9位 シン・ゴジラ
シンゴジラ

もう言うまでも無いですが庵野監督がまさかの実写で大成功!
職場の特撮オタクと「不安すぎて苦笑いしか出来ない」とか言っていたのにいざ観てみたらクソ面白い&世間でも大ヒット
CGだけど特撮らしさが随所に散りばめられていて、特オタとしても満足。映画としてもエンタメとしてよく出来ていて満足。
ゴジラ映画トップ3に余裕で入りました。
「特撮というのはその時代に出来る最先端の技術を使ったお金の掛かった遊び」というのが知り合いの言葉で、自分もまさにそうだと思う。
その点で言えばシンゴジラは実にお金の掛かった遊びだ。
ゴジラがああいう姿の変化を魅せたのも新しい。古い概念に囚われないのも素晴らしいよね。
あーでも次は他の怪獣が観たい…





8位 Mrタスク
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「明らかに気が触れている老人に身も心もセイウチにされる映画」
なんだそりゃ!
これだけだとかなりコメディになるんですけど、実際は怖いです。言葉のキャッチボールが通じない程気が狂っている相手。作り変えられる肉体(というよりも切り落とされるが正しいか)。このままでは待っているであろう死
不思議パワー一切なしのホラーでは2016年内でトップかも。





7位 freaks of nature
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これ海外BDに日本語吹き替え入っていて買ってみたんですけど、大当たりでした。
人間とゾンビとヴァンパイアが住んでいる世界に宇宙人が攻めてきた!もうやたら要素が多いんですが、これが上手いことカーストに当てはまってて富裕層、中間層、貧困層やスクールカーストにも当てはまっていたりよく出来てる…
2017年1月24日にフリークスシティとして公開予定だそうです。
是非観に行って欲しい。





6位 デビルズ・メタル
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自分メタルは全然わからんのだけど、凄い面白かった。多分メタル要素も多いハズ(ネタがあまりわからない部分もあった)
これメタラーってだけで、基本構造は凄い王道な青春映画で僕の大好物。
ディルドは武器になるっていうのがわかっただけでも良いのでは?
冴えないやつはどこまでもいっても冴えない。でも、何かを得るために気持ち頑張っている。
たまらないですね。






5位 パラドクス
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場所ループするソリッドシチュエーションのような作品。後半になるほどその異様さや、変な生活感、狂った先の日常という世界観が良かった。
こういう目を覆いたくなる状況も好きなんですが、妙に尖ったお話も素敵だ。
お話の佳境ではあの悪名高く、このブログでも紹介した「ラバー」を彷彿とさせたが杞憂に終わったので凄い安堵した。






4位 ゾンビスクール!
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イライジャ・ウッド主演のゾンビ映画。コメディ調だけど、子供ゾンビが強くて普通に怖い。
子供だけがゾンビになる理由があったり、ゾンビモノの定番である感染していない人間同士の小競り合い(というほどギスギスでも無いけど)もあるし面白武器もあるしエンタメ要素高めで面白かった。
こんな上位にありますが、飛び出た部分は多いわけではなくバランスが良い。
そんな、刃牙なら即やられそうな肩書ですけど、エンタメで安心して観られるっていうのは素晴らしいよね。
ちなみに吹き替え相当良かったので、吹き替えOKな人は是非吹き替えで観て下さい。







3位 さらば あぶない刑事
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邦画本当に観ねぇな俺。良くないよ。
あぶデカ熱はhuluやプライムで高まったんだけど、正直前作のまだまだ~が面白くなかった。
なので、劇場公開時に見に行かずのちのちレンタルで観たのだが、こんなにあぶデカになってるとは。
だって過去作品の編集で作れそうじゃないこれ!?
もうあぶデカテンプレートに乗りまくってるんですよ!

以下あぶデカテンプレート
・悪い奴がいけない商売をしている所スタート
・柴田恭兵が走る
・協力者の女が危険な目に合うor死ぬ
・舘ひろしがバイクに乗ってショットガンを構える
・倉庫で最後の戦い
・どちらかが撃たれる

このうち4つは満たせばあぶデカの完成です。
もう『さらば』は満点です。ご安心下さい。
それに加えて今回は最終作ということもありラストシーンが思わず鳥肌が立つ落とし方。
大きな成功作が多い2016年の映画でしたが、これも興行的には成功でしたが時期的にそれほど話題になりませんでしたね。
こんなにアクションエンタメしてる邦画そうそう無いから皆観ようよ!(偏見が入っています







2位 ズートピア
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もうこれは公開前から今年のトップだろうと思ってました。
予告を観た段階であーこれはダメだ!俺の琴線を乱雑に触ってきてるやつがいる!やりやがったなディズニー!
とか一人でわけのわからないことを言っていました。
ちなみに内容に関しては良い意味で予想を裏切って貰えた。あそこまで考えさせてくれる余白を用意してくれていたのは本当に想像の外でした。
悪く言えばディズニー映画にそういう部分をまったく期待していなかった奢りですね。





1位 クリード チャンプを継ぐ男
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公開は一昨年だったと思いますが正月観に行った記憶があるので。
ロッキーシリーズは個人的なオールタイムベストに入る事が多くて、駄目な男が何かを手に入れるっていうのが本当に好きでロッキーはまさにその頂点だと思ってる。
そのオールタイムベストな作品の続編…
ロッキー・ザ・ファイナルを観た後に続編はもうないだろうと思っていたので続編をやると言った時に複雑な気持ちでした。あれを引きずったまま観れるのかと。

まぁー杞憂ですよね。

どちらかと言えばロッキーシリーズというよりは、主人公であるアドニスの物語として成立している部分が大きくそれがまた良いんですよ。
もうこれに関してはロッキーシリーズ含めて全部観てくれ、頼む。

「涙を流さなさそう」と人に言われる事が多い私だし、実際そうなんですけど今回は本当にやばかった。泣く一歩手前まで来ました。観る直前にロッキーシリーズ復習してたら完全に泣いてました。
ストーリー、音楽、戦い
個人的にはどれをとっても高水準だった。特に音楽は全編良いのでもう、なんか、最高(語彙力の欠如)





ということで、2016年はこんな感じでした。
世間的に映画当たり年で、個人的にも劇場、ビデオスルー共に当たりが多くて10位に絞るの難しかったです。
後、初DVD化も結構あったりサルートオブザジャガーが延期になったり色々あるんですが、2017年も映画観るぞということで!
(漫画は気が向いたらします

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2017/01/06(金) 19:26:44|
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