まんが日本俺ばなし

主に自分視点で漫画レビューしていく。 最近はSHTも感想とか書くらしい。

レーザーチーム 俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!(2015/アメリカ)

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レーザーチーム 俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!
米 2015年 102分
監督  マット・ハラム
出演 バーニー・バーンズ








ヒーロー映画はもはやメジャージャンルですね(子供の頃本屋にアメコミがスポーンしかなかったおじさん)

今回はアメコミ原作ではないですが、アベンジャーズあたりから雨後の筍のように節操なく生まれ続けてる、ヒーローチームモノの映画の一つ「レーザーチーム 俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!」をご紹介します。


この映画確かデビルズメタルの予告に入ってて気になってたんだけど、予告の中でも色々図抜けてて面白そうだった。
世の中予告だけが面白い映画なんてゴマンとあるのにね!

劇場公開されている作品なので公式ページが存在するのでストーリーを引用。


1977年に地球外知的生命体から地球の危機を知らせるメッセージ信号を受け取ったアメリカ政府。
それから38年後、おバカな4人組がUFOの墜落現場に遭遇する。UFOの中身は対エイリアンの侵攻に備えて開発された超ハイテク・バトルスーツだった。
4つ合わせて力を発揮するバトルスーツをそれぞれが別々に装着し脱げなくなってしまい、4人はチームとして最強のエイリアンと戦わざるをえなくなってしまう…
(公式HPより)



ようするにロックマンXの強化パーツを4人がバラバラにつけたって感じですね!


オープニングは人類に警告をしてきた宇宙人の言葉を信じて、警告した宇宙人が教えてくれた悪い宇宙人を倒すために訓練された青年から始まります。
イケメンで筋肉ムキムキ、頭も良くて愛国心もバッチリ。
(アメリカにとって)完全無欠とはこいつのことを言うんだ!ってキャラで、イメージ的にはまんまキャプテン・アメリカですね。
それを簡単に表すために、チェスをしているところに後ろから殴られ、それを捌いたと思ったらチェスの対戦相手が突然服を脱いで空手着を露わにして襲い掛かってくる。


馬鹿だこれ!


あらすじでも触れてますが、この完璧超人とは全く対象の4人が主人公。
左から

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一番マトモに見えるが良い所が無い交通課のヘーガン!
すっとろくて飛び抜けて頭の悪いウッディ!
足が故障したアル中アメフト選手ヘルマン!
人の話を聞かない空気を読まないザック!




地球終っただろこれ…

この四人がそれぞれバトルスーツを着るんですけど、足が故障したヘルマンが高速移動出来るブーツを手に入れたり、頭が悪いウッディがヘルメットの力で天才になったりするのが分かりやすい。
スパイダーマンでメガネが必要なくなるアレに近い描写だと思うんですよ。分かりやすい身体改造表現としてアレは素晴らしかった。
分かりやすいんだけど、この映画節々に説明不足な部分が多くて。例えばヘルマンの足が悪いのも確かに描写されているんですが最序盤なので気を抜いている所なんですよね。
もう一言二言説明できる何かがあればと思うんですけど、察しの悪い方(自分筆頭)は巻き戻したくなるのでは。

中盤から終盤にかけては悪い宇宙人の妨害が入ったり、スーツを殺してでも奪い取る!となった軍と対立したり。
こう書くと見どころ多そうなんだけどね。強いて言えば脱走するシーンがフリントストーンみたいってぐらいですかね。

4人もラスト前にはチームワークを身に着け「レーザーチーム」が本当のヒーローチームになるわけです。
遂に悪い宇宙人と1対1(4人)の最終決戦を迎えるのですが、衝撃の事実が判明。
なんと、警告してバトルスーツを提供した良い宇宙人は、あらゆる星の宇宙人をトーナメント形式で戦わせて負けた方の星をぶっ壊していた元凶だった。
しかも態度からは悪びれる様子も無いので、コロッセオの剣闘士、下手すると切り株の上のカブトムシ程度の存在でしか無かった。

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目の前には対戦相手、観戦しているクソ宇宙人、そして作戦が失敗した時には核ミサイル爆撃。
もはや前に進むしか無いと悟った4人。
なんとか食い下がるが、そこは地力の差が凄まじく勝てない。

暗黒物質光線で勝つしか無い!
暗黒物質光線とは、ロックマンで言うチャージショットでバトルスーツの奥義なんですが、これがこの映画最大の駄目な点です。

これを撃ち合い交差すると小型のブラックホールができてしまい周りのものが吸い込まれてしまう。
周りには観戦している黒幕の宇宙人と母艦…

もうオチがわかると思うんですが、そのブラックホールに黒幕も対戦相手も母艦も吸い込まれる。
交差するとブラックホール出るとかの説明が劇中全く無いんですけど、黒幕が「撃つなー!」とか止めるんですよ。こっちとしては「えっ?標準装備の機能なのになんで????」と頭からはてなマークがドンドン出る。
この映画最大の失点と言っていい。
これさえ無ければ何も文句はなかったんですが…


正統派B級…って変な言葉ですけど、それ以外当てはめようが特に思い浮かばない。
ちなみに続編が作られるらしいので、映画好きとしてマウントを取りたいっていうクソみたいな思考の人にはオススメ
まぁ、暇つぶしにどうぞ



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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

  1. 2017/02/21(火) 18:43:00|
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同人ボドゲ制作(Scamount編)

なんか昨日の記事をリツイートして頂いたみたいで、適当に書いたのに申し訳ないという気持ちがいっぱいなので今日はScamount流の同人ボドゲ制作術を思い出す限り書いておきます。


正直、ゲームのシステムの作り方は個人でどういうのが作りたい!とかあるはずなんで軽めにだけ話します。
経験則+αでお話するので、多少事実とも違う(振り返ってみればこうすればよかった等も混ぜつつ)話していきます。
後、当たり前のことも書いていくので


その1 スケジュールを決めよう

当たり前の事すぎるんですが、これ重要ですよね。
サークル内で下手すると自分がいちばん気にしているのがこれです。
ボードゲームの印刷は費用が高いのもあるのですが、本に比べて時間がかかり融通が効きにくいです。

同人ボードゲームのようにカードやボードの印刷をやっている印刷屋さんは、同人誌を印刷してくれる印刷屋さんより多くないためかな?
その為、どうしても数が集中しがちでイベントに間に合うサークル数を打ち切ってしまうこともあります。
なので、かなり迅速に、予め準備をすすめるのが重要です。

例えば、2016年、2015年両方ゲムマ秋に出ましたが、以下のことを決めて行きました。守れたかはともかくね!

イベントが11月末~12月頭と仮定

・ゲームシステムは完成は遅くても8月中頃目指し
・イラストの納品は9月中頃目指し
・デザインの発注は印刷屋さんに入れる2~3週間前に発注を済ませる



イラストやデザインの発注は後ろの項目で少し触れますね。
基本的に納品のお尻はずらせないので、そこから逆算していくような形ですね。
そうなると自然とこのスケジュール組みになって、いかに時間がないかがわかって汗が吹き出すわけです。

スケジュールの基準になる参加イベントですが、現状ゲームマーケット(http://gamemarket.jp/)しか存在しないと言っても過言ではないです。無いのですが、ゲームマーケットは一年の内関東で2回、関西で2回と決まっているので、このどちらに出るかで、起点となる出展時期を決めましょう。





その2 ゲームの内容とコンポーネントを決めよう

これも当たり前なんですけど、重要ですね。
ゲームの内容やコンポーネントの取り決めはこのブログ記事がわかりやすいので是非参考にしてみて下さい。

Scamountは他所と違ってテーマから決めることが多くて、コンポーネント(内容物)は最後に決まるため結構ワチャワチャします。

それは上の項目でも言ったとおり発注の段階で枚数やなんやらイラストレーターさんやデザイナーさんに言わないといけないからです。
カードならイラストは何枚必要なのか?デザインで何枚共通の素材が必要なのか?
それをはっきりさせるのは出来ることなら早めのほうが良いです。

うちのサークルのシステムの決め方としては、大体以下の流れ

1:3人のうち誰か草案となるシステムを考える
2:集まる日を決める
3:カラオケ屋等、実際に集まってテストプレイをする
☆:システムが決まるまで2~3を繰り返す
★:システムに欠陥がある場合1に戻る
4:システム決まったらもう一度ルールを確認


基本はこうですが、☆にある2~3を延々繰り返すって感じですねうちは。
草案が本当に昨日少し考えてみたという感じなのと、これは他の人間がやって面白いのか?等疑問も襲ってくるわけです。

まぁ要するにトライ&エラーを延々繰り返して、自分や周りの人間がある程度納得するまでやるってことですね。




その3 デザインやイラストを発注しよう

うちのサークル、デザインやイラストが出来る人間がいません。
これはアドバンテージで言えばかなり遅れをとっています。
金銭面で厳しいのもそうですし、イラストが思っていたのと違うなんてことも今のところはありませんが、今後出るはずです。

ただ、イラストレやデザインを外注にするということによって、素人の自分が作るよりはるかに良いものが出来ているのは確かです。

任せられる仕事はできる人に任せる!


なんか、社訓みたいな感じになってしまいましたが…
イラストやデザインが想像より良くなることも勿論あるし、一定のクオリティが約束されます。僕はのび太と肉薄するぐらい絵が下手なのでこれは最重要事項でした。
だったらいっそお金を払いお願いしてみるという手は全然アリです。
お金を印刷費より多く払って知り合いの方に思い切って頼んでみましょう。

勿論、イラストを頼むのは知り合いじゃなくてもいいですがその場合はメール文面やお金のことはきっちりしていきましょう。
知り合いがきっちりしなくていいわけじゃないですけどね!





大まかにはこんな感じですかね。
一人でも勿論出来ることだとは思うのですが、テストプレイやイラスト、デザインについては思い切って知り合いの方に相談してみるのが良いと思います。
一人回しでは他人の複雑な考えの再現の限界や、欠点の見落としもありますのでせめてテストプレイをやってくれる知り合いを見つけてみましょう。

というか、そのためのサークル設立でもあったので…
あと、印刷費割れるしね!


あなたの近くの人を踏み台にレッツ同人ボドゲ!


  1. 2017/01/18(水) 23:11:34|
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ボードゲーム作ってました。

このブログでは特に言ってなかったんですが、この2年ぐらい同人ボードゲーム作ってました。

「Scamount」という同人サークルを立ち上げて、三人のメンバーでやってます。
読みはスカマウントで造語なんですが、ようするに糞山ですね。

実は過去にも同人でアナログゲームを作りたいと言っていたことがあって、一度自分で作ったことがあったんですがそれは忘却の彼方です。
その時の日記 http://kingofdevil.blog47.fc2.com/blog-entry-171.html
実はこの紙を買って作ったんですが、友人と回していまいち面白くなくて作るのやめてしまいました。
それから三年…なかなか実行に移さない自分ですがようやく形にできたなぁとかなり満足(今売ってるやつ自分企画ではないですが)


一回目の「to beer or not to beer」はメーカー公認のビールゲーム!

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ゲームの内容としてはブラフ交えてのゲームで、デザインに東京えくさん、キャラクターのイラストはマイカタさんで、どちらも高水準なものに仕上がりました。
まさかの再販含め合計200個完売をしました。一年かけたとはいえ初制作のボードゲームが200個はかなり嬉しい。それこそ天にも昇る気持ち。
勿論納得できない部分もあるのですが、遊んでくださった方もかなりいて作った方としてはかなり嬉しい結果。
許可をくだすったメーカーさんにも感謝。


二個目は「BEAVER 21XX」

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ビーバーが鬼怒川を守る!
四人の協力ゲーで、皆でわちゃわちゃするのが楽しいです。
こちらはデザイン東京えくさんで、イラストはくまみねさん
こちらのデザインやイラストもかなり好評で、値段は高めですがそこそこ売れてます。


作る前は難しいなって思ってましたが、いざ作るとなると全然できます。
これで難しいから~と諦める人は是非挑戦してみてほしいです。
まぁ問題は印刷費が一回15万以上かかるってことですかね!
ガ~ハッハッハ!


キツイ!


通販はこちらから
http://scamount.thebase.in/
  1. 2017/01/17(火) 23:09:52|
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FGOプレイしてみて

Fate/Grand Orderを夏からプレイしてるんですが、ようやく終局(ストーリー上のラスト)を迎えました。
正直11月とか完全放置してたけど、年明けぐらいから周りで始めた人が異様に多くて触発されました。
実はFGO自体は配信してちょいのときに一回プレイしたんですが、あんまおもしろく感じなかったんですよね。正直その時はグラブルの方が熱はいってたし、何より当時は本当にシステムがそんなに面白く感じなかった。出来が悪いとさえ思いました。

そこから数ヶ月。再度プレイして驚かされました。色んな部分が改善されていたんですよ。
単純にキャラが増えて気づいたっていうのもあるんですが、このゲーム今までやってきた他のスマホゲーと違う部分があったんです。
それはレアリティ最下層でも使い所がある!

単純に「周回用に育てると楽」とかではなくて、ガチで攻略するうえでいると便利というのが一番上のランクのキャラだけじゃない。
ようするにキャラ毎に上位互換、下位互換が明確ではない、完全上位互換がほぼ存在しないので使い所があるのです。
自分が他にやってるグラブルでは、属性毎レベルでの差異しか無くほぼ下のレアリティは下位互換です。特例もありますが、基本的に「こいつら持ってればクリアできないやつはいない」というのが最高レアリティのSSRで固まっている。
SRはせいぜい趣味の範囲か足りてない部分の補完程度。Rはユニークな性能が多いけど、こいつらがいないと難しくなるっていうのは無いです。

このキャラ毎に持たされた役割が本当に画期的。
スマホゲーではなく据え置きRPGでは普通のことなんですけどね。それをスマホゲーという基本的にガチャガチャでお金を取るというシステムの中で行っているのは本当に素晴らしい。

ただ、ひとこと言いたいのは星5はどんな状況でもある程度戦えてしまうぐらいには強いということです。
なので、ガチャ引いてもいらねぇー!とかはなんないってことが言いたかったんです。はい。


ぶっちゃけそれ以外のゲームシステムはそこまで目新しくないのですが、その編成の幅広さは凄い魅力的です。

後はやっぱりストーリーが面白い。ちゃんとキャラをたてるようにしていて、星1だろうが星3だろうが(どちらもレア度は低い)活躍の場を設けられます。キャラを魅力的にするようなストーリーで、思わず使いたいなって思えるしそれが爆発したのが終局。ストーリーのラストです。
思わず涙ぐむような展開で、自分の涙腺がクリードで決壊するような涙腺だったら漏れてましたね!


ストーリー高水準、キャラの運用性の高さ、凡百とはいえ並み程度にはRPG的な面白さ。

個人的にここまでスマホゲー離れしてるスマホゲーもそうそう無いです(一時期のグラブルもこの枠でした)


是非、Fateを知らない人もプレイしてみて下さい。思った以上のものを当てられて楽しめると思います。
実際先週まで僕Fateほとんど観たことなかったので、どれが本編に出てくるやつとかざっくりしか知らなかったし各々がどんなキャラなのかとかも知らなかったので。

まぁ、オススメです。


早く月姫コラボ来いよオラァ!





テーマ:Fate/Grand Order - ジャンル:ゲーム

  1. 2017/01/12(木) 21:50:02|
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014/米)

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テイキング・オブ・デボラ・ローガン
米 2014年 90分
監督  アダム・ロビテル
出演 ジル・ラーソン








なんだこのジャケット!(挨拶)

DVDで買ったんですけど、本当にひどいんですよDVDのジャケットが…
そもそもが表紙に赤を基調にした老婆の顔ってだけで怖いのに、その上からクソを塗りたくって第なしですよ!
クソまみれの老婆ですよ!要はババァを捕まえてクソババァを作り上げたってわけだ!


まぁジャケットに関してはもう忘れることにして、中身行きましょう中身。
確かにジャケットはクソ、それは変えようのない事実。何回も「え?ポスター風のリバーシブル版とかじゃなく?え?嘘でしょ????」とこねくり回したよ。
重要なのは中身!ね!

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はい、キン肉マン中身に触れます…



---ネタバレ---



中身はいわゆるモキュメンタリーでPOVの主観カメラで行われているホラー。
自分は正直あんまりモキュメンタリーは好きじゃなくて、変な意味じゃなく気の抜きどころが良くわからない。自分にはチープに感じて怖さが大きく伝わってこない。嘘だとわかるものをチープに作ったら嘘にしか見えないっていう感じなんですけど、わかります?
勿論好きなモキュメンタリーもある。例えばトロール・ハンター。

勝手なイメージですがモキュメンタリーってチラ見せチラ見せで大きく見せないで恐怖を煽る事が多いですが、トロール・ハンターはトロールの生態を見せる事によって不気味さが際立っていました。実際トロール自体の作りはそんな良くなかったけど臭そう感すごかったしね。

この作品もPOVだから、モキュメンタリーだからとチラ見せではなくバンバン見せていく。
バンバン見せる部分がデボラという老婆の認知症ドキュメンタリー番組なんだけどね。
ただ、これが凄い迫真の演技というか、海外の方なんで正直俺には演技力ってわかんないなーと思ってたんですが絶句するぐらいリアルで迫力ある。
うちの祖父も認知症を患っていたりしたので、妙な親近感…なんというか「らしさ」が出てる。


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序盤は曖昧な言動をしたり、認知症テストでイライラしたり、時には撮影クルーに危害が加えそうになったりと認知症患者として苦しんでいるデボラの姿。
ところがこの撮影クルーに危害を加えようとしてから少しずつ奇妙な変化が起き始める。

デボラがノーアクションでキッチンの上に立ったり、家の窓が突然空いたり超常的な減少が次々と起きて取り憑かれているのではと疑い始める。
これが本当に怖くて、認知症の老婆の迫力をそのままに超常現象まで操り始めるんですよ。突然音もなく後ろに立っていたり、話したこともないフランス語を男性並みの低い声で喋りだしたり、怖さと怖さのコラボレーションがマッチしすぎ。

中盤からはモキュメンタリーというより完全に普通のホラーになっているのですが、そこからは隠れていたデボラの秘密が露呈していき、その秘密を暴き事件の収束を図ろうとしていきます。

デボラの不思議な発言などから、デジャルダンという男にぶつかるのですが、この男は数十年前に幼女を連続殺害し儀式的に幼女の部位を食したりする邪教徒。
儀式では5人殺せば永遠の命が手に入るということでしたが、デジャルダンは4人目の時点で警察に発覚し逃亡。それ以後数十年行方不明。

ここから急に作品の方向性がエクソシストへと変わっていき、デボラに取り憑いたデジャルダンの除霊へとシフトしていきます。
デジャルダンの死体を燃やせば終わる!というリングしかり心霊モノのよくある展開へつながっていくのだが、実はデジャルダンを殺したのはデボラという衝撃の事実が発覚!でも正直5,6人殺しててもおかしくないぐらいの迫力だったけどな!
デボラは自分の娘を助けるためにデジャルダンを殺して庭に埋めていました。ただ一人の共犯者だけがそれを知っていて、娘にもそれを悟られずに数十年、それこそ墓場まで持っていくつもりだったのでしょう。

邪教の力なのか、信仰している蛇の力を手に入れたデボラもといデジャルダン。
五人目の犠牲者とすべく少女をまさかの丸呑み…


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が、すんでのところで妨害して死体を燃やしてフィニッシュ!
デボラも元の認知症の老婆へと戻りました。
最後は少女の元気な姿を映したインタビューで終わるものの、少女は意味深な発言と不敵な笑みを浮かべてエンド。



これ結構ラストが物悲しいんですよ。
娘を守るためとはいえ過去に人を殺していたデボラ。その代償のような形でデジャルダンに取り憑かれ少女を誘拐し、警察官殺しもしてしまい全国に凶悪犯として知れ渡ることになります。
そのデボラ自体も話せるような状態にはないと言うことで裁判にはならないわけです。
デボラは殺人鬼から娘を守る為に殺したのに、いくつもの罪を被さる事になってしまうわけです。さらに本人は認知症で虚ろになっていくであろうという点も哀しい。

なにより、最後の五人目になるはずだった少女。あれはデジャルダンだったのか?それともたまたま意味深に取れるだけなのか?
この辺色々考える余地があって、続編にぶん投げとかではなく良い意味で臭わすだけ。物語としては完結しているので非常にいいラストなんですが、何はともあれ暗い終わり。

かなり良質なババァホラーでした。
90分飽きずに観れたのでオススメ。









テーマ:洋画 - ジャンル:映画

  1. 2017/01/10(火) 19:53:12|
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